スミシー医ハーサカのブログ

医学部に入学してから卒業するまでのたわいもない話

#02 医師を志したきっかけ

Motivation

 

当ブログをご覧の皆さん、こんにちは!

しがないオタクの医学生 スミシー医ハーサカ です。

 

無事、2記事目を書くことができました。

この初心を忘れることなくブログを継続していきたいものです。

 

さて今回は、私が医師を志した理由についてお話ししたいと思います。

ひとことで言えば、「病気の祖父」です。

 

病気とは残酷です。

突然身に降り掛かってきては、その人の大切なものを奪っていきます。

例えば、あなたが脳梗塞で倒れたとします。

一命は取り止めたものの右手と右脚を思い通りに動かすことができなくなりました。

歩くことはおろか、ベッドから起き上がることもままなりません。

箸やスプーンをうまく使えないので食事も一人ではとれません。

また、会社や学校などに行くことも簡単ではありませんし、

いつもやっていた仕事や作業、家事でさえ行うのは困難となるでしょう。

病気によって様々ですが、このように、

病気はそれまで当たり前にできていたことをできなくしてしまうのです。

 

私は、祖父が病気によって”当たり前”を奪われていく姿を幼い頃より見てきました。

そして、気づいた頃には医学部進学を目指していました。

医学は万能と思われがちですが、

治すことのできない病気の方がまだまだ多いのが現状です。

それでも、少しでも患者さんの力になれるのなら、私は全力を尽くしたい。

患者さんの”当たり前”を守り、

できる限り自分らしく生きていけるようサポートしたい。

祖父に誓ったこの想いを胸に、日々精進し続けていきたいと思います!