スミシー医ハーサカのブログ

医学部に入学してから卒業するまでのたわいもない話

#09 ちょっと一息入れたいな

Take a break

こんにちは、スミシー医ハーサカです。

この記事で、9つ目となりました。

ブログを開始してからここまで毎日何かしらの記事をあげることができています。

医学部の選び方やCBTの勉強法など、

医学生ブロガーとしては”おいしいネタ”をすでにいくつも消化してしまい、

次の記事のネタ探しが記事数二桁突入を目前に、すでにしんどいと感じ始めています…

 

さて、みなさんはしんどい時、苦しい時、それをどうやって乗り越えてきましたか?

まるで面接試験のような質問ですね笑

このコロナ禍の中で大学生となった人たちは、

入学当初よりキャンパスライフにさまざまな制限がかけられているせいで、

学生時代に力を入れたこと、いわゆる”ガクチカ”がない!

という問題に直面しているそうです…

 

COVID-19の流行は医学部にも大きな影響を与えました。

このウイルスはヒトからヒトへと感染していく訳ですから、

我々医学生は立派な媒介者となってしまう訳です。

長期にわたって臨床実習を休止にせざるを得なかった大学が結構ありました。

しかし、大学生ともなり行動範囲は以前とは比べ物にならないほどに広がり、

やりたいことも山のようにある(たぶん?)20代前半の若者たちが、

不要不急の外出を控えましょうと言われて家でおとなしくしていると思いますか?

食料品や日用品の買い出しくらいでしか外出しませんでした、

というお利口さんもいますけれども…(当然私もその一人←聞いてない)

成人したとはいえ、医師免許を持っているのと持っていないのでは信用度の差が

天と地ほどあるということをこのコロナ禍で改めて痛感させられました。

医師の方が繁華街で飲み歩いているじゃないか!

それなのに私たちの貴重な実習期間は自宅待機によって奪われていくのはおかしい!

(でも、ろくに見えないのに長時間も術野で立ちっぱなしなどの苦行が減ったのは

正直嬉しかったです、ごめんなさい。)

 

理想と現実、やりたいこととやってはいけないこと、

対立する物事の狭間に追いやられ、日々葛藤の連続でした。

こんな苦しい生活が、いつの間にか消え去りつつあります。マスクだけを残して。

あれだけ毎日うるさく報道されていた1日の感染者数ももはや誰も気にしていません。

不要不急の外出は控えろと言われていたのに、

今は全国旅行支援で観光業がきりきりまいのてんてこまい。

森友・加計・桜の会の問題が気づけば旧・統一教会の話にすり替わる。

ただでさえ生活は苦しいのにいろんなものが値上がりしていく一方。

こんな荒れ狂った状況下で正気を保っていられる方がおかしいのでは無いだろうか?

そんなことを考えながら今パソコンを目の前にカタカタとブログを書いている私も

きっとどこかおかしくなってしまっているのではないかと不安な気持ちでいます。

 

ですが、止まない雨はありません。

報われる日がいつか来ることを信じて、今はみんなで耐え忍びましょう…

 

 

今回はなんだが愚痴のような話になってしまい大変申し訳ありません。

冒頭に紹介したアンケートの結果が明らかになり次第、

みなさんに少しでも有益な情報をお伝えできるよう

頑張らせていただきたいと思いますので、それまでお待ちいただけると嬉しいです。